野球経験10年の僕が教える外野手が理想のバックホームをする時に必要な体の使い方・構え方

野球の試合で盛り上がるプレイのひとつが外野手のバックホームでの捕殺です。

バックホームでの捕殺は打球への速いスタート、大胆で正確なキャッチ、強い肩からの送
球といった、外野手のすべての技術が必要とされるので外野手の腕の見せどころです!

今回はそのバックホームでの捕殺ができるように、野球歴10年の僕が体の使い方や構え方
について教えたいと思います。

理想のバックホームへのステップ1

~ボールが飛んできてから投げるまでの体の使い方~

➀スタート

打球への一歩目に集中し、打球方向と逆の足からスタートを切る。

➁捕球

ボールから目を離さず、走る勢いをたもちながらシングルキャッチする。

➂軸足ステップ

軸足(右足)を本塁に直角になるようにステップし、体重を乗せる。

➃左足ステップ

本塁へ向けて体重移動しながら左足をステップする。

➄送球

左足に体重を乗せ、腕を大きく振って送球する。

僕が送球でほかに意識したことは、すべてのパワーを指先からボールに乗せる送球方向
から目をそらさない
胸を張って腕の振りを力強くするです。

是非、参考にしてみてください!

理想のバックホームへのステップ2

~ボールが飛んでくる前の構え方~

・目

バッターに神経を集中する

・肩

リラックスして力を抜く

・腕

両腕はやわらかく下ろす

・腰

内野手よりも浅く構える

・ひざ

すばやい一歩目のために両ひざを軽く曲げる

・両足

肩幅と同じくらい開き、親指に重心をかける

外野手は内野手よりもバッターから遠くにいるので、内野手ほど腰を深く落として構える
必要はないです!

外野手が腰を深く落としすぎると、一歩目が遅れてしまってイージーフライも落としてしまう可能性があるからです。

理想のバックホームへのステップ3

~すばやい一歩目のための親指の使い方~

・右方向の打球

左足の親指でグラウンドをけり、一歩目を出す

・右ななめ後方の打球

左足の親指でグラウンドをけって体を回転させ、一歩目を出す

・左方向の打球

右足の親指でグラウンドをけり、一歩目を出す

・左ななめ後方の打球

右足の親指でグラウンドをけって体を回転させ、一歩目を出す

打球へのすばやい一歩目が出せれば、外野手の頭越えのロングヒットや外野手と内野手の
間に落ちるポテンヒットなども防ぐことができます。

その一歩目のカギとなるのが親指の力なのです!

僕が意識していたのは、バッターがバットを振る瞬間に両足の親指に重心をかけることです。

もし片足の親指にだけ重心をかけていると、逆方向に打球が飛んだ時に一歩目を出すことができないので注意してください。

最後に

今回は、外野手が理想のバックホームをするために必要な体の使い方や構え方について紹介しました。

バックホームでの捕殺は外野手なら誰もが憧れると思いますが、練習無しでできるものではありません!

なので、普段の外野ノックから今回紹介したことを意識して、練習してほしいと思います!!
 

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